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「お前はもう死んでいる」”die”と”dead”の違い

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みなさんこんにちは!

レモンティーです!

 

今日は、あの人気アニメ(漫画)の名台詞、「お前はすでに死んでいる」を英語で表現する回です!(笑)

「死」を表す英単語”die”と”dead”についてもお話ししたいと思います^^

なんでケンシロウのセリフを絡めたかと言うと、私が北斗の拳が大好きだからです!

そして、好きな敵キャラはウイグル獄長です(笑)

まあそれはさておき、今日は文法のお話になります!!

「漫画の名セリフから覚える英会話のススメ」を読みたい方はコチラ



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「死」を表す英単語 ”die”

まずは、”die”について解説していこうと思います。

 

die : 死ぬ 

“die”は動詞で、「死ぬ」という動作です。なので、現在(die)、過去(died)、過去分詞(have, has died)、進行形(dying)と、もちろん形が変化します。

My dog died four years ago.:私の犬は4年前に死にました

基本的には「死にました、亡くなりました」といった形で話すことがほとんどなので、過去形の”died”で使われるシーンが多いです。

 

では、それ以外の文法、過去分詞(have,has died)と進行形(dying)で使われるときはあるのでしょうか?

過去分詞(現在完了の文)を使うとき

have,has + died

①継続 ~以来ずっと死ぬ

②経験 死んだことがある

③完了・結果 ちょうど死んでしまった・すでに死んでしまった

現在完了形には上記3つの意味がありますが、①と②は文章としてはかなりおかしいですよね。

①は、ずっと「死ぬ」という動作が続けられているということになります。

②は、「死んだことがある」なんて、あなたは幽霊ですか?って感じです。

③については、死ぬかもしれない人が、「たった今お亡くなりになりました」や「もう死んでしまった」といった状況はありえますよね。

 

次に、現在進行形です。

He is dying.:彼は死にかけている

こちらは今現在死に向かっているという状況です。

めったにこんな場面に出くわすことはなさそうですが、北斗の拳の世界だと日常茶飯事ですね!

 

「死」を表す英単語 ”dead”

次に、”dead”についての解説です。

 

dead : ①死んでいる ②死者たち

こちらは形容詞名詞です。

なので”die”と違って形は変わらないですし、be動詞(am,is,are)を入れないと文章として成り立ちません

そして、”die”との大きな違いは、

die:死ぬ(一瞬の動作

dead:死んでいる(状態

ということです!ごっちゃにならないように気を付けて下さいね!

 

・My grandmother is dead.:私の祖母は亡くなっています。

現在亡くなった状態にあるというのを説明しています。

 

・When I was 3 years old, my father was already dead.
:私が3歳の時に、父はすでに亡くなっていました。

こちらは「私が3歳だったとき」という過去のとある地点を指しているので、be動詞は過去形になります。

My father was already dead.:私の父はすでに亡くなった状態でした。

という過去形の単体の文は成り立ちませんのでご注意を!

なぜなら、「その当時は亡くなった状態だった。」→ 「じゃあ今は!?生き返ったの?」という疑問が残ってしまいます。

もし今生き返っていないのなら、My father is dead.:父は亡くなっています。と、be動詞を現在形にしましょう。

 

・Tom has been dead for five years.:トムは5年間死んだ状態です。

Tom died five years ago.:トムは5年前に亡くなりました。

直訳するとすごく変な日本語になるのですが、こちらの表現もよく使われているんです!

 

なぜ、現在完了が使われるかと言うと、これも、日本と欧米の生死観の違いからなんだそうです。

欧米では、魂はいずれ天国へ行き、肉体は埋葬されるという考えなので、

「寿命が切れた状態が5年間続いている。」というイメージだそうです。

これならこのへんてこな日本語訳も少しはしっくりきますよね!

 

「お前はもう、死んでいる」

さて、”die”と”dead”の違いについてはわかりましたでしょうか?

本題の「お前はもう、死んでいる」を英語に直すとどうなるのでしょう?

 

まず、”die”を使うのか、”dead”を使うのか。

みなさんもうおわかりですね!!

 

 

「お前はもう死んでいる」→「死んでいる状態だ」となりますので、”dead”を使います!!

 

 

You are already dead!!

 

わーー!!かっこいいーーーー!!!



終わりに

今日は、みなさんがつまずきやすい”die”と”dead”の違いについてでした!

ほとんど文法の話だったのですが、いかがでしたか?

動詞と形容詞、頭ではわかっていてもややこしいですよね。

そんなときは、ケンシロウのあの言葉を思い出してみて下さい!!絶対忘れることはないはずです!!

そして、北斗の拳を知らない方は、是非、是非、是非!!機会があったら読んでみて下さいね!!

 

北斗の拳

西暦199X年、地球は核の炎に包まれた。

だが、人類は死に絶えてはいなかった。

国家が機能を失い、暴力が全てを支配する世界で、一子相伝の暗殺拳北斗神拳の伝承者ケンシロウは、悪党たちを叩きのめしていく。

 

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