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【バイリンガル育児】セミリンガル、ダブルリミテッドについて考える

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みなさんこんにちは!
レモンティーです^^

今日は、ずっと前から書きたかった「セミリンガル」「ダブルリミテッド」について書いていこうかなと思います。

英語育児、バイリンガル育児をご家庭でされている方は、聞いたことがある言葉だと思います。

また、海外で子育てをされている日本人の方、今後子どもを連れて海外へ行かれる方などもこの問題は結構深刻ですよね・・・。

私はドイツに数年間住んでいましたが、ハーフ、両親は日本人で生まれがドイツ、などなどいろんな方と接する機会がありました。

そこで、バイリンガル育児を実践しているけど、「セミリンガル」「ダブルリミテッド」になるリスクはあるのかどうかについて考えていきたいと思います。

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セミリンガル・ダブルリミテッドとは?

「バイリンガル」という言葉は知ってる方が多いと思います。

2か国語を自由に使いこなすことを指しますね😊

それに対して、セミリンガル、ダブルリミテッドとは、どちらの言葉も中途半端な状態のことを指します。

つまり、自分の母国語さえも満足に使いこなせないのです。

 

 

でも、いくら2か国語同時進行だとしても、両親とは日本語で会話できてるし、現地校に通ってるからドイツ語で授業も受けているわけだし、そんなことってありえるの!?

と思いますよね。

私も当時は、帰国子女が羨ましくて仕方なかった時期がありました。

幼少期から海外にいるから英語ペラペラだし、日本語も普通に話せるし、すごい!かっこいい!!羨ましい!!みたいな。

実際に今でも羨ましいなと思うこともありますが、ドイツに行って、駐在員の子どもたちとそのご両親が相当な苦労をされているのだなと・・・。

日独のハーフのお子さんは2パターンに分かれていました。

1つは、土曜日に補習校に通い、日本語の維持をさせているご家庭、もう1つは、日本語がストレスになるので、早々に日本語を諦めたご家庭でした。

また、両親が日本人の場合は、補習校に行っている子がほとんどです。

ただ、日本だと週5で習う内容を土曜日の1日で詰め込むので、平日は現地校、土曜日は補習校&宿題モリモリでなかなかハードスケジュールです。

ここまで頑張っていても日本語がどうも上達しない、逆にドイツ語が6歳児くらいのレベル・・・などの問題が起こったりするわけです。

この両言語ともどっちつかずの状態でいると「セミリンガル」「ダブルリミテッド」になってしまう危険があります・・・。

セミリンガル疑惑の友達の話

過去記事にも書きましたが、ドイツで初めて出会った日本人(実際はハーフ)の友達、美紀(仮)はセミリンガル疑惑があります。

彼女の日本語、たま~におかしい。

例えば、

「この前スーパーに安価な魚があって、買っちゃった!」

とか、

「夏休みは帰国を一時しようと思ってる。」

などです。

一応通じるけど、「安価な魚」って表現はあんまり聞いたことないです。

「一時帰国する」は使いますが、「帰国を一時する」って言い回しはしないですよね。

あと酔っ払うと、彼女の日本語は理解できません。

そして特に大変だったのが、説明下手?なのか、たくさん喋る割に結局何が言いたいのか、何を意図しているのか、趣旨がなんなのかが全くわかりませんでした。

突っ込んだ話をすればするほど何が言いたいのかまとまりがない感じでした。

ちなみに彼女は日中のハーフで、10歳まで中国、その後はずっと日本で暮らしています。

彼女の母国語は中国語だと思っていたのですが、中国人の友達曰く、「美紀の中国語はドイツ語レベルだよ。」と。

ドイツ語レベル・・・つまり中級レベルなんですよね。

美紀に日本語と中国語どっちが得意なの?と聞いたことがあったのですが、彼女が言うには、「日本語!!!」だそうです。

美紀に関してはいろいろぶっ飛びエピソードがあるので、気になる方は過去記事も読んでみてね☆

早期英語教育は影響ある?

ということで、わが子には「セミリンガル」「ダブルリミテッド」のリスクを回避させねば・・・!!となりますよね。

そこでいろいろブログ記事などを読み漁っていたのですが、やはり「国境を超える場合」はリスクがあるみたいなんです。

日本国内で英語育児をされる分には大丈夫なのですが、今ってインターナショナルスクールとか、行き過ぎた早期英語教育とかありますよね。

インターナショナルスクールは周りで通っている子がいないので実状を知りませんが、家で日本語のサポートをしっかりしなければならないようです。

両親と普通に日本語で会話できてるからいいじゃない♪と思われるかもしれませんが、美紀だって普通に会話できるし、最初はハーフではなく純日本人だと思っていました。

もう一つは、行き過ぎた早期英語教育です。

というのも、家では日本語禁止、英語のみOK!みたいな極端なご家庭ですね。

つまり0歳から日本にいながら、家では日本語を教えてもらえない環境です。

外に出れば日本語だし、幼稚園、小学校などは日本の学校へ行くから、自然と日本語は身に着くでしょう。というご家庭がたま~にあります。

確かにお友達との意思疎通、会話はできるのですが、高度な日本語を使いこなせるかどうか。

私は特に、「語彙力」「読解力」のことを言っています。

ただでさえ「語彙力」と「読解力」を身に着けさせるのって難しいんですよね。

英語育児をしていなくとも、教科書を読めない子どもたちや、授業の内容を理解できない子どもたちが増えていると聞きました。

我が家の英語教育方針

ということで、やっぱり1番は日本語!!

いろんな言葉を知ってる、使える、1聞いて10まで理解できる、などの力の方が、英語を話す力より身に着けてほしいと考えています。

そしてなにより、高度な日本語が使えるということは、高度な英語も使えるようになるということ。

我が家では0歳から英語の音楽をかけたり、絵本を読んだり、英語で話しかけたりしていましたが、やりすぎは禁物です。

私が少しストレスに感じてしまった部分もあったので、今ではゆる~くお家英語を続けています。

完全なバイリンガルを目指すご家庭では全然英語に触れる時間が少ないですが、我が家は「英語はあくまでもサブ!」というスタンスで行こうと思います🔥

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