みなさんこんにちは!
レモンティーです!
今日は、みなさんの素朴な質問に答えるコーナーです。
「~へ行きます。」を表す英語表現、「go to ~」ってよく使いますよね!
・She went to Tokyo.:彼女は東京へ行きました。
・Let’s go to the museum!:美術館へ行こう!
私たちは「go to ~ = ~へ行く。」という風に記憶していると思います。
go:行く
to:(目的地)へ
しかし!
「go home」って、そういえば「to」が入ってないじゃない!!
- I’ll go home.
- I’ll go to home.
一体どちらが正解なんだ!?
と思い悩んで眠れない日々をお過ごしのみなさんに、ちょこっと文法のお話しをしようかなと思います!
go to + 名詞
- go to school:学校へ行く
- go to the station:駅に行く
- go to Japan:日本に行く
ご覧のとおり、「to」が入るときは、必ず後ろに名詞が続きます!
例えばどんな名詞が続くかと言うと、
建物、施設、場所の名前、地名、国などです。
もし「to」を取ってしまったら、
- I go school:私は学校行く。
- I go the station:私は駅行く。
- I go Japan:私は日本行く。
これだと文章として正しくありませんし、なんかカタコト?と思われてしまいますよね。
なので、これらの名詞には必ず「to : ~へ」が必要です!
go + 副詞
次に、みなさんが疑問に思っている「to」が不要なときです!
ところで、「go home」の「home」ってどういう意味だと思いますか?
home=家
って意味じゃないの??と、思いますよね!
実は、「home」には、名詞、副詞、形容詞としてそれぞれ意味が若干違うんです。
1.名詞 家
2.副詞 家に
3.形容詞 家の
「go home」の「home」は副詞として使われているので、「to」がなくても「家に」という意味になっていたんです!
go to home:家に に行く ×
go home:家に 行く 〇
一見名詞っぽいけど副詞として使われている単語は、「home」以外にもたくさんあります。
これらの単語は「home」と同様、「to」は必要ないので、気を付けて下さいね!
- He went there.:彼はそこへ行った。
- We will go abroad.:私たちは海外へ行くつもり。
- She went downstairs.:彼女は下の階へ行った。
go + ~ing
「~ing」の部分には主にスポーツや娯楽を意味する動詞が入ります。
・go swimming:泳ぎに行く
・go camping:キャンプに行く
・go fishing:釣りに行く
・go skating:スケートに行く ・・・etc.
Do you want to go skiing next month?
(来月スキーに行かなーい?)
I’m sorry, but I’m going to go to Nagasaki.
(残念だけど、長崎に行く予定なの・・)
終わりに
今日は、「go to」と「go」の違いについてでしたが、いかがでしたでしょうか?
英会話をする上で、副詞だからとか、「~ing」をつけなきゃとか、文法についてはあまり深く考えないでくださいね!
初心者の方は、とにかくひと塊でこのフレーズを覚える!というのをやってみて下さい。
「go shopping」「go home」「go upstairs」そのままで覚えた方が会話の時にパッと言えるようになるので、頭で考えずに覚えたフレーズをそのまま口に出してみましょう!
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