スポンサーリンク

バイリンガル育児日記:「1日30分語りかけ育児」の本を読んでみた

スポンサーリンク
スポンサーリンク

みなさんこんにちは!
レモンティーです^^

今日は、前から気になっていた

0~4歳わが子の発達に合わせた1日30分「語りかけ」育児

という本を読んでみました!

レビューがとても良かったのと、実際に読んでみて手元に置いておきたい本!!と感動したので、記事にしようと思いました。

あと、私は読んだ内容をすぐに忘れてしまうという特殊能力があるので、自分の読み返しの為にもまとめます★

スポンサーリンク

語りかけ育児とは

その名の通り、こどもにたくさん話しかけ、言葉のシャワーを浴びせることです。

しかし、ただ単に話しかけるというものではなく、幼児の「聞く力」と「注意を向ける力」に注目して編み出した「語りかけ育児」になります。

著者は、1日30分この「語りかけ育児」を行うことによって、目を見張るような進歩を示したというのです。

語りかけ育児の効果

では一体どんな効果があったのでしょうか?

著者は、言葉が遅れ気味の10か月児140人を選び出し、「語りかけ育児」を行うグループ、行わないグループの2つに分けました。

4か月後、「語りかけ育児」を受けた赤ちゃんは、ことばの面で急速な進歩をとげ、他の正常発達の子たちに追いついたそうです。

さらに追跡調査をし、「語りかけ育児」を受けていた3歳の子供たちは、ほとんど全員が正常水準に達していたばかりでなく、市内地域の子供たちの多くは、年齢水準以上のレベルに達していました。

さらにさらに子供たちが7歳になるまで追跡調査を行いました。

7歳時での調査によると、「語りかけ育児」のグループの方が込み入った文章を理解する能力や、どんな種類の構造の文章を使えるかについて、1年3か月分進んでいたそうです。

「語りかけ育児」グループの何人かは、7歳の時点で10歳半の子供と同じ言語発達と読解力を示していました。

こんな驚きの研究結果を聞いたからには、「語りかけ育児」絶対にやりたいですよね!!

語りかけ育児の始め方

最初にもお話したように、ただ赤ちゃんにペチャクチャ語りかけるというものではありません。

しっかりとしたコミュニケーションの取り方があるので、そこを気をつけながら実践してみましょう♪

★語りかけの基本★
・毎日30分間、子供と1対1になる時間(2人だけの空間)を作る
・テレビ、ラジオ、音楽などの音はなくす
・ゆっくり短い文で話す
★注意点★
何度も質問したり、言葉を言わせようとしてはいけません!

【0歳~3ヵ月までの語りかけ】

・この時期には何を話してもOK

・短く簡単な文章をゆっくりと

・繰り返しや語呂のいい言い回しを多く

【3ヵ月~6ヵ月までの語りかけ】

・一方的に話してはいけない

・赤ちゃんに返事の時間を与える

・赤ちゃんの出す音をこまめに返す

・擬音語、擬態語を使う

・短い簡単な文章をゆっくりと

・わらべ歌や動きのついた歌をうたう

【6ヵ月~9ヵ月までの語りかけ】

・二人で会話をしているように話しかける

・繰り返しの言葉遊び

・繰り返しのあるわらべ歌

・赤ちゃんの動きをまねる

・赤ちゃんの出す音をそのまま返す

・赤ちゃんの言いたいことを言ってあげる

・擬音語、擬態語をたくさん使う

・物の名前をたくさん聞かせる

・赤ちゃんに質問するときは、返事を期待していない質問を投げかける
「おしゃぶり取れちゃったの?」など

【9ヵ月~1歳までの語りかけ】

・遊びを通して言葉と意味を結びつける

・「ガチャガチャ」「ブルンブルン」などの遊びの音を聞かせる

・赤ちゃんが注意しているものに合わせる

・単語ではなく、文を話す

・文と文の間に休みを入れる

・同じ言葉を何度も繰り返す

・身振りを使う

【1歳~1歳3ヵ月までの語りかけ】

・大人が選んだものではなく、赤ちゃんが注目しているものについて話す

・質問や指示をしていけない

・音の出るおもちゃなどで、聞くことを楽しめるように

・文法はいつも正しく、簡単な文を使う

・声に様々な調子をつける

・繰り返しをたくさん使う

・赤ちゃんが出した音を返す

・言いたいことを赤ちゃんに見えるように示す

・否定的な言い方をしてはいけない

【1歳4ヵ月~7ヵ月までの語りかけ】

・子供が考えていることを表情から読み取って語りかける

・質問や指示をしてはいけない

・音の出るおもちゃや歌をうたう

・長く複雑な文ではなく、いくつかの短文にして伝える

・擬態語、擬音語を多く使う

・ゆっくり、大きな声で、調子をつけて話す(早口はNG)

・同じ言葉を色々な文中に使う

・名詞をたくさん使う

・赤ちゃんの言葉の間違いを正すときは、必ず「そうね」で始める

【1歳8ヵ月~2歳までの語りかけ】

・子供と同じものに注意を向ける

・子供の興味にできるだけ関連付けて、「実況放送」をする

・新しい言葉をたくさん使う

・子供の言ったことを少し膨らませてあげる

・自分の言っていることが目で見てわかるように示す

・1つの言葉を色々な場面で聞かせる

【2歳~2歳5ヵ月までの語りかけ】

・「だめ」という言葉を使わずに、いけない理由を説明する

・子供と一緒に遊び、会話の内容を豊かにする

・子供の興味に合わせて、言葉数を増やす

・子供の言いたいことを繰り返す

・「語りかけ育児」の時間は文を短くし、新しい語を取り入れる

・子供の言った文に、もう少し言葉を付け加える

・出来事の流れを思い出させるような質問はOK

【2歳6ヵ月~3歳までの語りかけ】

・子供を叱るときは、「やったこと」を叱る

・子供の「なぜ?」には満足するまで答える

・遊びを豊かにする手助けをする

・子供の注意に合わせて話をする

・長すぎる文は使わない

・自分が答えを知らないことだけ質問する
「ミルクがいい?それともジュース?」など

【3歳~4歳までの語りかけ】

・子供がどもってしまったとき、意識させてないけない

・「もう一度、ゆっくりね」などの声がけをする

・子供が早口なら、自分の喋るスピードを遅くする

・子供がしていることを「実況放送」する

・子供に言葉を教え込もうとしない

・文の長さを気にしなくてOK

・遊びの主導権はいつも子供にある

・答えさせるための質問はしない
「~したらどうかな?」などはOK

おわりに

「語りかけ育児」はどうでしたか?

おそらく結果が見えてくるのは数年後ですが、1日30分親子でコミュニケーションを取る時間を設けるというのは大切なことですね!

言語発達と知能能力は密接に関係していると著者は言っていますが、確かに同じ年齢の子供でも、こんな大人みたいに喋れるなんて!っていう子供もちらほらいました!

そういう子はやはり他のお子さんより理解力があったので、授業の成績も良かったです。

小さい頃から何か通っていたの?と聞いたことがありましたが、何もしていなかったそうなんです。

きっとお母さんやお父さんがたくさん遊んであげていたのかなと思います。

「語りかけ育児」に関しては、かなりザックリまとめてしまいましたが、めちゃくちゃ分厚い本です。

もっと詳しく内容を知りたい方は、是非読んでみて下さいね♪

タイトルとURLをコピーしました