みなさんこんにちは!
レモンティーです!
大学の第二外国語をどれにするか迷ってるあなた!
英語以外の言語を始めたいあなた!
ドイツに留学をお考えのあなた!
「ドイツ語ってどれくらい難しいの?」とお考えではないでしょうか。
英語と比べて難しいのか簡単なのか、文法や発音はどれくらい違うのか、など様々な疑問があると思うので、英語と比較しながら説明していこうと思います!
ちなみにレモンティーは完全にドイツ語推しです!(笑)
なんでかって!?だって響きがカッコいいんだもの!←単純
ドイツ語と英語の違い 動詞
まずは、動詞についてから。
動詞と言えば、、、do, play, eat, sleep, go, visit…などがありますよね!
ドイツ語の動詞は、machen, spielen, essen, schlafen, gehen, besuchen…などです。
ご覧の通り、ドイツ語の動詞は「-en」または「-n」で語尾が終わっています。
このままならとっても楽ちんなのですが、この動詞は主語に合わせて形を変えてしまうんです。
ちなみに英語だと、
動詞の変化(play) | |||
I(私) | play | we (私たち) | play |
you (あなた) | play | you (あなたたち) | play |
he (彼) she (彼女) it (それ) |
plays plays plays |
they (彼ら) | play |
このようになります↑
三単現の「-s」を除けば、playの形は変わっていませんよね。
そしてドイツ語だと、
動詞の変化(spielen =play) | |||
ich (私) | spiele | wir (私たち) | spielen |
du (あなた) | spielst | ihr (あなたたち) | spielt |
er (彼) sie (彼女) es (それ) |
spielt spielt spielt |
sie (彼ら) Sie (敬称のあなた) |
spielen |
このようになります↑
何が主語になるかで動詞が変化するので、ここが大きな違いです。
また、ドイツ語には「動詞は必ず2番目に来る」という絶対的なルールがあるので、それも英語と比べてみると文法のルールがきっちりしているように感じられます。
ドイツ語と英語の違い 名詞
ドイツ語には、名詞に「性」があります。
は?と思うかもしれませんが、ドイツ語の名詞は、男性名詞、女性名詞、中性名詞の3つに分類されています。
例えば、der Löffel (スプーン)は男性名詞、die Gabel (フォーク)は女性名詞、das Messer (ナイフ)は中性名詞なんです!!
なので、名詞一つ覚えるのにも、それが男か女か中性なのかも一緒に暗記しなければなりません。
そして、名詞の前に付いてる、der, die, das という単語にお気づきでしょうか?
これは、英語で言うところの「the」です。
つまり、der Löffel = the spoon :そのスプーン となります。
なぜ3種類(der, die, das)もあるのか?
それは、ドイツ語の名詞が男性、女性、中性の3つに分けられているから!
男性名詞の前には der
女性名詞の前には die
中性名詞の前には das
となるんです。
さらにさらに!
ドイツ語には私の大嫌いな格変化というものがあります。
それはいったいどういうものなのかというと、、
① The spoon is heavy.:そのスプーンは重たい。
② Give me the spoon!:そのスプーンをよこしな!
①も②も「the spoon」のままです。
これをドイツ語に直してみると、
① Der Löffel ist schwer.:そのスプーンは重たい。
② Gib mir den Löffel!:そのスプーンをよこしな!
ドイツ語だと格変化が起こり、der が den に変化します。
そのスプーンの des Löffels
そのスプーンに dem Löffel
そのスプーンを den Löffel
女性(die)、中性(das)もそれぞれ変化するので、
これらを全て覚えなければなりません・・!!
ドイツ語と英語の違い 発音
続いて発音に関してです。
ドイツ語はアルファベットが30個あります。
そのうち26個は英語と一緒なのですが、4つ増えているんですよね!
ä ö ü ß
それがこの4つ↑です。
ですが、ドイツ語の単語は基本的にローマ字読みなので、私たち日本人が発音するときは、英語よりも断然難易度は低めです!
結局英語とドイツ語どっちが難しい?
これは完全に私個人の意見になってしまいますが、私は英語よりドイツ語の方が難易度が高いと考えています。
まずひと言!!名詞に性って必要ある!?
ドイツ語に限ったことではないですが、私はとにかく名詞の性を覚えるのが苦手なんです。
格変化もめんどくさいし・・・(笑)
それに比べて英語ってそんな面倒なものがありません!!
penもeggもbeerも男性でも女性でも中性でもないんです!素晴らしい!
ただ不思議なことに、私の友人約9割が「英語の方が難しい」と言っていたんです。
英語0でドイツに来てドイツ語だけ勉強していたからなのか・・?
電話対応も、相手が英語だとわかった瞬間誰かに丸投げするくらい嫌ってましたし、英語だけは本当無理!と言っている子も何人もいました。
実は私もかつてはドイツ語の方が簡単派だったんです。
文法がきっちりしているので型にはめやすかったり、あとリスニングは英語より断然聞き取りやすいです。
つまり、「客観的に見てみるとドイツ語の方が難しいが、いざ習ってみるとドイツ語の方が簡単なように思える」が正解かもしれません!(笑)
終わりに
今日は「ドイツ語と英語の違い」についてでしたが、いかがでしたか?
本当はドイツ語の魅力をもっとみなさんにお伝えしたかったのですが、ただのドイツ語のめんどくさい所の紹介になってしまいました・・(笑)
昔、友達とドイツのどこかの博物館に行ったとき、友達が「たくさんの人が亡くなったんだね。」と説明文を読みながら話しかけてきたのですが、よくよく見てみると「Dieーーー.----die----.Die---die--.」と書いてあり、このdieって英語の死ぬのdieじゃないよ。と説明した記憶があります(笑)
知らない人が見たら確かに大量殺戮?のような文で思わず笑ってしまいました(笑)
まあそれはさておき、ドイツ語って知れば知るほど魅力的な言語なので、もし興味を持っていただけたら嬉しいです。