みなさまこんにちは!
レモンティーです!
海外でのワーキングホリデー、
みなさんは、何が一番重要だと思いますか?
語学力?
積極性?
そう、それは、
”金” です(笑)
お金がないと、
語学学校に通えない。
友達と遊べない。
旅行に行けない。
家賃払えない。
引っ越しできない。
そう、全ては”金”です。
というわけで、ワーホリ早々金欠になり、大慌てで探したアルバイトについてお話ししたいと思います!
アルバイト採用の流れ
元々アルバイトはする予定でしたが、思いのほかお金が無くなるのが早く、1か月目で探し始めました!
ちなみに私の日本での経歴(ワーホリ前)はというと、
塾講師のバイト
コンビニバイト
営業&PC業務
さあ!これで雇ってくれるところなんてあるのかなー?(泣)
狙い目はカフェやレストランなどの飲食系でした!
知り合いのツテで相談してみたり、ネットで探してみたり。
しかし、なかなかタイミングが合わず、苦戦していました・・
私は日本で営業経験があったので、ドイツで飛び込み営業もしてみました!(笑)
独系のカフェやオリーブオイル屋さん、そして日本食レストラン。
ほとんど店長さんに会えるタイミングがなかったのですが、その日は運良く、日本食レストラン(寿司屋)で対応してくれたのが店長さんでした!
そしてその場で即採用!!!
やったぁ!!!
未経験者には厳しい海外でのバイト
そもそも、経験がない人は積極的に雇ってくれないのが現実です・・
そのレストランは日系だったからっていうのもありますが、まず飲食店経験なしの人は採用してくれません!!
ただ、私の場合ワーホリビザがあったので、まだ採用してくれたかもしれませんが、就労ビザを持っていない人にとってはかなり過酷な戦いです・・!
カフェでも、バリスタの経験はどれくらい?とまず聞かれ、お花屋さんでも、スーパーのレジでも、アパレル系でもまず経験があることが大事!!!
日本だったら、
初心者さん大歓迎♪とか、未経験でもOK★とか、初心者さんでもカンタンにできるお仕事♡
とか、未経験者にとって安心できるひと言が載ってるんですよ!
なのに!海外では未経験者には厳しい・・
即戦力にならなそうだなと思われたら即切られます・・。
そもそもドイツでは、Ausbildung(アウスビルドゥング)という職業訓練制度があり、その訓練後、パン職人、銀行員、花屋、アパレル・・etc..へと就職するわけです。
だから、未経験者なんて来るなよ!って感じなのでしょうか・・(泣)
そして、みなさんお気づきかと思いますが、私の経歴でドイツでアルバイトを探すのは、非常に困難なのです・・
もし、海外またはドイツでアルバイトをお考えの方は、まず日本で経験を積んでからの方が確実に良いですよ!!
特にカフェなんかがおすすめです!どこにでもあるし、とにかくお洒落だし、コーヒーの作り方はどこも似たようなものですし!
それか、日系の会社であれば採用されやすいです!
語学力はどれくらい必要!?
私はホール担当ということで、飲み物&お料理のオーダーを取り、テーブルに運び、後片付け、レジ、皿洗い、ドリンクの発注などが主な仕事内容でした。
基本的には日本の飲食店となんら変わりはありませんでしたが、全てのコミュニケーションはドイツ語or英語で行わなければなりませんでした。
さらに、日本食レストランなので全員日本人かと思いきや、イタリア人、台湾人、ドイツ人もいるーー!!
私はイタリア人と台湾人の女の子と一緒に入ることが多かったので、スタッフ間でもドイツ語を余儀なくされました。
ドイツ語が喋れない人は接客はせず、キッチン補佐として働いていましたが、ホールで働きたいのであれば、意思疎通ができるくらいのドイツ語が必要です。
また、刺身と寿司の違いや和食(たこ焼きって何?とか)についてドイツ語で説明したりしなければならなかったので、この時に自分の語学力はかなりアップしたと思います!
海外バイトで大変だったこと
●ドイツ語での接客●
最初はドイツ語でコミュニケーションを取るのがすごく怖くて、電話もちゃんと聞き取れないといけないし、ビクビクしていましたがすぐに慣れました!
たまに聞き間違いをして、オーダーミスや予約時間のミスなどもありましたが・・
●和食の説明●
桜餅の葉っぱは何の葉?とか、餃子ってどんな食べ物?とか。
とにかく細かく聞いてくる方が結構いて、説明するのが大変でした!
●ベジタリアン、ヴィーガン●
最近日本でも増えてきてるらしいベジタリアンですが、私は海外に行くまで出会ったことがありませんでした!!
そもそもベジタリアンとは、ざっくり言うと肉や魚(動物性食品)を食べない人のことです。
ヴィーガンはもっと制限されていて、卵、牛乳、チーズ系も一切食べません。
海外では日本と比べるとベジタリアン、ヴィーガンの方が多くいます。
出汁もダメだという方も結構いたので、キッチンの人に聞きながらベジタリアンでも食べられるメニューをお伝えしていました。
日本とドイツの違い
●チップがもらえる●
日本との最大の違いはチップがもらえることです!!
ドイツでは普通、お会計+10%をチップとして支払います。
これは義務ではありませんが、ほとんどの方がチップを渡してくれます。
●働き方が日本よりルーズ●
22時までopenと書いてあっても、お客さんが少なかったり、来なかったりすると、21時くらいにはお店を閉めていました。
また、イースター、クリスマス、お正月などは3日~5日間くらいお店がお休みなので、祝日は必ず休みをもらえてましたし、残業も0でした。
●役所の人が訪問に来る●
労働環境、従業員のシフト、書類関係、時間外労働などを調べるため、役所(?)の人が数回訪問に来ていました。
これがアポなし訪問らしく、いつ来るかわからないので、もしなにか不備が見つかったら最悪営業停止になってしまうこともあるそうです。
●ホールスタッフでも資格が必要●
食品関係に関わる仕事をする人はなんと資格を取らなければならないのです・・!!
Gesundheitsamtというところでアポをを取り、講習を受け、その後書類を発行してもらい完了!
1日で取れてしまう簡単な資格です。
消毒をきちんとするとか、マニキュアしてはいけないとか基本的な内容なので誰でも取れます。
これがないとドイツの飲食店で働けないので注意です!!
終わりに
実際にドイツでバイトをすることができ、とても貴重な経験になりました!
語学学校だけでは足りなかった部分を、実際に働くことによって学習できた気がします。
アルバイト探しは大変でしたが、日系で探すのであれば、日本人だけでなくいろんな国籍の人がいる企業が良いと思います。
日本人だけで構成されている企業ですと、派閥や先輩後輩の関係、残業など、日本人のめんどくさい部分がたくさんあったりするそうです。
せっかくなので、外国人と一緒に働くのも楽しいですよ?