みなさんこんにちは!
レモンティーです!
今日は英語で「未来のことを表そう!」がテーマとなっています!
「未来」のことを表現するのに、どんな単語を使うか覚えていますか?
1つ目はみなさんが良く知っている”will”ですね。ただ、これは確かに未来のことを表しますが、これだけを使っているとちょっと不自然な文章になってしまいます。
2つ目は、”be going to”です。思い出してきましたか?
そして!最後の3つ目は意外に知られていない、”be -ing(現在進行形)”なんです!
あれ?現在進行形って未来じゃなくて今現在の話だよね?と思うかもしれませんが、ネイティブの人たちは未来のことを表現するときにもこれを使っているんです!
それでは一つ一つ解説していきましょう。
willを使った未来の文
will:(100%、必ず~する)と訳した方がしっくりくる
私は中学生のときに、will=(~するつもり、~でしょう)と覚えましたが、実はこの訳だと違和感がありまくってしまう場面が結構あるんです!
例えば、
Will you take Emi to be your wife?:(あなたはエミを妻とすることを誓いますか?)
I will.:(はい、誓うつもりです)
これは新婦が聞いたらショックだと思いませんか?
え?つもりなの?と思ってしまいますよね。
willにはそもそも強い意志(絶対~するぞ!)が込められているのです。
なので正しい日本語訳は、
はい、誓うつもりです。 → はい、(100%)誓います。
となるはずです。
●willの意味●
①~するつもり(意思)
②~するでしょう (推量)
③~する習慣、習性がある
④will not (won’t)で、絶対に~しない
とそれぞれ意味がありますが、
willの訳はほぼ「必ず~する」と訳してしまって良いです。
①~するつもり(意思)
・I will go to the party tomorrow.:(明日は必ずパーティーに行くよ)
・I will call you later.:(後で絶対電話するね!)
②~するでしょう(推量)
こちらは根拠がなくても、実際に降る降らないにかかわらず100%自信があるときに使います。
・It will rain soon.:(もうすぐ雨が降るぞ!)
・We will be starving after a long walk.:(長時間歩いたら絶対お腹ぺこぺこだよ)
be starving:お腹がペコペコ
③~する習慣、習性がある
・Oil will float on water.:(油は絶対水に浮く)
float:浮く
・He will look at the sea for hours after lunch.:(彼は昼食後に必ず何時間も海を眺める)
④will not (won’t)で、絶対に~しない
・She won’t eat vegetables.:(彼女は絶対に野菜を食べない)
・Tom won’t keep still.:(トムは絶対じっとしていない)
keep still:じっとする
still:静かな、平静な
Can you wash the dishes?
(お皿洗ってくれない?)
Okay. I will.
(わかった!やっとくねー)
be going toを使った未来の文
”be going to”は未来のどのシーンに使ってもおかしくない万能フレーズです!
なので、これからの計画、予定、その他未来で起こる諸々はこのフレーズを使いましょう。
ただ、willとの違いをここで説明しますと、
will → 自分の意思がある。
be going to → すでに決まった未来について表す。
これが大きな違いですね。
例えば、この2つはどちらも未来を示していますが、何が違うのでしょう?
I will visit Kyoto next month.
I’m going to visit Kyoto next month.
これは、「必ずする!」という強い意志があるか、単なる予定かの違いです。
→(来月絶対京都に行ってやるぜ!)
→(来月京都に行く予定です)
“be going to”は意思がなく、あらかじめ決められていた旅行の予定となります。
例えば修学旅行で京都に行く場合は、学校で決められた予定なので、”be going to”を使います。
また、こちらの例文もニュアンスが違います。
It will rain soon.
It is going to rain.
天気はあらかじめ決められた予定ではないですよね?
それではこの2つはどんな訳になるのでしょうか。
will → 必ず雨が降るという自信がある (根拠はない)
be going to → 台風が近づいてきてるので降りそうだと推測 (根拠あり)
実はこの2つの文章には、根拠があるかないかの違いがあります。
→(もうすぐ絶対雨が降るな!)
→(なんだか雨が降りそうだね)
となります。同じ未来を表していてもニュアンスが全く違いますよね!
ただ、単純に未来の予定を話すのであれば、”be going to”を使えば間違いなしです!
・I am going to attend the conference.:(会議に参加する予定です)
attend : 参加する
conference:会議
・He is going to turn 23 next year.:(彼は来年23歳になる)
・We are going to get lost.:(私たち迷子になりそうね・・)
lost:紛失した、行方不明の
get lost:迷子になる
・I’m sorry. I’m going to be 10 minutes late.:(すみません。10分遅刻します)
be late:遅れる
・Our train is going to leave at 8 a.m.:(私たちの電車は午前8時に出発します)
leave:去る、出発する
What are you going to do this weekend?
(週末何するの?)
I’m going to make cookies.
(クッキーを作る予定ですの)
be -ing を使った未来の文
”be -ing”はもともと「~しているところです」という現在進行形の意味です。
ではなぜ現在の話なのに未来のことを表せるのでしょうか?
実は、直近の未来は現在進行形で表すことができるというのです!
直近の未来ってどこまでの直近!?と思うかもしれませんが、なんと決められていません!!(笑)
えーー!!なんだか曖昧過ぎるなぁ・・
しかし!ちゃんとした定義があるので、ご安心ください♪
「すでに予定が決定していて、そのための準備や手はずを今現在行っている状態」のときに、現在進行形が使えるんです!
これならわかりやすいですね!
もうすでに準備が始まっている状態なら、現在進行形の方が文章としては自然なんだそうです。
そして、この状態を表すとき、“will”は使わないというのを覚えておいてください。
We are going to get married next month.:(私たちは来年結婚します)
We are getting married next month.:(私たちは来年結婚します)
日本語訳は変わりませんが、ニュアンスが違うのがわかりますね。
→ 結婚を予定している
→ 結婚に向けての準備が今現在行われている
という意味が含まれています。
・I’m visiting my grandparent next Saturday.:(私は今度の土曜日に祖父母を訪れます)
・Susan is coming soon.:(スーザンはすぐ来るよ)
I’m going camping this Sunday.
(日曜日キャンプに行くんだよ!)
That sounds fun!
(楽しそうだね!)
終わりに
未来を表す3つの英語でしたが、どうでしたか?
”will”と”be going to”の違いがわからない、ややこしい、と考えている方がたくさんいらっしゃると思います。
私も学校で習ったことをそのまま覚えていましたが、ときどき「あれ?will = be going toじゃないの!?」と気づき、未来を表す文法が大嫌いになってしまいました・・><
しかし、よくよく調べてみると意外に簡単だったり、新しい発見があったりするので、自分が納得するまで調べることが重要だと思います!
とにかく、一番簡単な未来の予定を表すフレーズは”be going to”なので、苦手意識をお持ちの方はこちらを使いこなすことから始めてみてはいかがでしょうか。