ドイツ語の試験telc B2を実際に受けてみた感想と勉強法

みなさんこんにちは!

レモンティーです!

みなさんは、「telc」というドイツ語の資格試験があるのをご存知でしょうか?

おそらくみなさんが最もよく知っているドイツ語の試験は、独検かと思います。

しかし、「独検」はあくまでも、日本国内で通じる資格

ドイツに行って、「私、独検持ってます!」なんて言っても、「独検ってなに?」と言われてしまいます。

せっかくドイツ語を勉強しているなら、ドイツでも通じるような資格を取得したいですよね!

というわけで、私がドイツにいるときに受けた、「telc」というドイツ語の資格についてお話したいと思います。

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telc B2を受けたきっかけ

そもそも、留学当初はドイツ語の資格を受けようなんてこれっぽっちも考えていませんでした。

しかし、友達からいろいろ話を聞いてみると、B2の資格を持っていれば、ドイツで就職できるという話を耳にし、ちょっと興味を持ち始めたのがきっかけです。

ちなみにB2とは、どれくらいのレベルかというと・・・

A1入門~初級。ドイツ語はじめましてレベル。
A2初級。簡単な文章なら表現できるよレベル。
B1中級。身近なテーマだったらわかるよ&喋れるよレベル。
B2中級。ドイツ語が母国語の人と雑談できるよ&仕事でも使えるよレベル。
C1上級。ドイツの大学に入学可能&難しい文章でもわかるよレベル。
C2ドイツ人レベル。あなたはドイツ人です。

こんな感じでドイツ語のレベルが分けられています。

B2の資格さえあればドイツで就活できるというのもあり、語学学校では、B2を目標にしている人たちがほとんどでした。

実は、telcだけでなく、ゲーテ・インスティテュートが主催するドイツ語の試験もあります。

ただし、どちらの方が難しいとか簡単だとかという違いはなく、ドイツ語能力の基準は共通なので、どちらの試験を受けても特に変わりはありません。

では、なぜゲーテ・インスティテュートではなく、telcの方の試験を受けたかというと、私の通っていた語学学校が、telcの試験会場になっていたからです。

試験官も面接官も知っている先生、受験生のほとんどはクラスメイト、会場はいつも使っている教室。

こんな受けやすい環境は他にないですよね!!

というわけで、わざわざ知らない会場に行ってゲーテのB2を受ける理由もないので、telcのB2を受けようと思いました。

telc B2 試験内容

試験内容は大まかに分けて、schliftlichen Teil(読む、書く、聞く)mündlichen Teil(話す)の2つになります。

そして、両方60%以上点数を取らないと合格できません

スピーキングのみ合格で筆記試験だけ不合格だった場合は、次回受けるとき、スピーキングの試験が免除となります。

試験内容を大雑把にまとめてみました↓↓

★schliftlichen Teil(筆記試験)★

Lesen
(90分)
Lesenverstehen
(読解)

Sprachbausteine
(口語表現)
・Teil1…5つの少し長い文章を読み、内容に合うタイトルをa~jの中から選ぶ。
・Teil2…長い文章を読み、3つの中から正しい内容のものを選ぶ。問題数は5つ。
・Teil3…10個の文章(1文)があり、それらの内容に合うテキストを選ぶ。

・Teil1…それぞれ3つの答えから、正しいものを1つ選ぶ。
・Teil2…文章に当てはまる接続詞や前置詞を選ぶ。
Hören
(20分)
Hörverstehen
(リスニング)
・Teil1…6つの会話を聞き、内容が正解か不正解か答える。
・Teil2…少し長めの会話文を聞き、内容が正解か不正解か答える。
・Teil3…ラジオなどの短めの文章を聞き、正解か不正解か答える。
Schreiben
(30分)
Schreiben
(作文)
2つのテーマから1つを選び、それに沿った内容を書き上げる。

★mündlichen Teil(口頭試験)20分★

Teil1
Präsentation
7つのテーマから1つ選び、プレゼンテーション。
Teil2
Diskussion
別室で長文を読み、その内容について受験者とディスカッション。
Teil3
Problemlösung
別室で読んだ短い文章をもとに、共同作業。

だいたいこんな感じです。

自分が受けた感想と、勉強法についてお話したいと思います。

B2 筆記試験について

Lesen

読解問題は、私は結構好きでした(笑)

少し長めの文章を読んで、それに当てはまるタイトルを選ぶのですが、引掛けがかなりあるので、素早く内容を把握することが大切です。

これは、telcB2の参考書を数回繰り返せば慣れると思います。

口語表現に関しては、点数はかなり低かったです(笑)

「動詞+前置詞」や「接続詞+2格 or 3格」など、私が大嫌いな分野だったので、点数は半分くらいだったような・・・?

とにかくここは、ひたすら動詞、前置詞、接続詞などを覚えることが重要です。

Hören

リスニングは、全て1回しか流れません。

普段語学学校に通っている&B2対策の授業にも参加していたので、特にリスニング対策はしていませんでしたが、そんなに得点は取れず・・・

やはり、ちゃんとテキストを買って練習しておけばよかったなと思います。

Schreiben

おそらく、筆記試験の中で最も点を取りやすいのが、この「Schreiben(作文)」です!!

なぜなら、あらかじめ用意できるから!

実は、作文と言ってもテーマはすでに決まっているんです。

1. Anschreiben (仕事の応募)
2. Beschweren (クレーム)
3. Frage zu Informationen (情報提供のお願い)

基本的には、この3つのテーマからランダムに2つが選ばれ、当日は2つの内1つ、自分が書きやすいテーマを作文するという感じです。

私は「仕事の応募」を書くのが大の苦手だったので、「クレーム」と「情報提供」のみに絞って、作文を書けるようにかなり練習しました。

「クレーム」に関しては、参加した語学学校がつまらなかったとか、周りの人がうるさくて集中できなかったとか、とりあえずクレームを書く。

「情報提供」に関しては、バルコニーとトイレ、お風呂付の部屋を探してます系の作文。

作文は全てタンデムパートナーやホストファミリーに添削してもらいました。

作文において、1番気をつけないといけないのは、文章の内容よりも↓がきちんと書かれているかどうか。

1. 差出人
2. 受取人
3. タイトル
4. 名称 〇〇様(Sehr geehrte Damen und Herren)
5. 最後の挨拶(Mit freundlichen Grüßen)
6. 自分の名前
などが抜けていないか必ず確認してください!
ちなみに私が受験した時は、「仕事の応募」か「クレーム」の作文で、クレームの文章が1番得意(笑)だったので良かったです。

B2 口頭試験について

次は、スピーキングについてです。

まず、みなさんに伝えておきたいのが、

私たち受験者は面接官と会話しません!!!

え?じゃあ誰と話すの!?

もう一人の受験者とお話しします!!

つまり、受験者同士2人で会話し、面接官はあくまで傍観者なのです!!

Präsentation

では早速、Teil1について。

7つのテーマから1つ選びプレゼンしますが、7つのテーマもすでに決まっているので、お家で事前に準備することが可能です。

1. 今まで読んだ本について
2. 今まで観た映画について
3. 旅行について
4. 音楽イベントについて
5. スポーツについて
6. あなたの人生の中で大切な人について
7. あなたの人生の中でしたことのある大切な経験について

この中から1つ決めて、パートナーに対しプレゼンします。

実は、私とパートナーになった受験者がたまたま同じクラスの友達(ルーマニア人)だったので、超やりやすかったです。

しかも、このテーマは、語学学校でB2の試験対策用に授業でみんな発表していたものだったので、授業で発表したものをそのままプレゼンしました。

私が選んだテーマは「旅行について」。
これが1番話しやすいと思います。

そして、ただプレゼンするだけではありません。

パートナーのプレゼンを聞き、1~2個の質問をします。
パートナーはそれに対する質問について答えなければなりません。

私の場合、ベルリン旅行の話をしたのですが、パートナーからは、「ベルリンまではどれくらいかかりましたか?」という質問で、

私は、「バスで3時間かかりました」と答えました。

私も相手にこのように何か質問しなければなりません。

Diskussion

Teil2は、ディスカッションです。

それぞれ別の部屋に連れていかれ、長文が書かれたプリントを読みます。

私の時は、「制服について」の内容でした。

制服だと毎日着る服に悩まなくていいとか、制服があると個性が失われてしまうとかそんな感じの内容。

文章を読んだ後は、面接官のいる部屋に戻り、パートナーとディスカッションします。

パートナーのどちらかが文章をまとめ、自分の意見を言い、相手の意見を聞いてからディスカッションするという流れです。

ここで注意なのですが、自分の意見をただ発表するだけじゃなく、相手にも「あなたはどう思いますか?」と絶対に聞いてくださいと言われたので、相手に意見を求める姿勢もチェックされるようです。

私たちは2人とも「制服に賛成派」だったので、制服の良いところをひたすら言い合ってました(笑)

Problemlösung

Teil3では、パートナーと問題を解決していきます。

このような問題解決系は語学学校で何回かやっていたので、そんなに緊張しませんでした。

テーマは、「私が引っ越しをすることになり、友人(パートナー)に引っ越しの準備を手伝ってもらう」という内容。

来週の午前中に引っ越す予定なんだけど~、から始まり、何時に集合するか、車は必要か、新しい家具を買いに行くか、などの段取りをパートナーと話し合いました。

私の場合、比較的簡単なテーマだったと思いますが、結構難しい内容もあったみたいです。

ドイツでは日常全てのことをドイツ語で解決していかなければならないので、どんなテーマが来ても対応できるように練習しておく必要があります。

スピーキングは、パートナーとの相性もあります。
聞いた話によると、訛りがすごくてパートナーのドイツ語が聞き取れなかったり、自己主張が強すぎて、こちらが喋る隙を与えない人もいるそうです。
そういう場合は、相手の話を遮っても、自分の意見をしっかり伝えないと自分が不合格になってしまいます。

telc B2 おすすめ参考書

私が実際に使っていたものや、語学学校の先生におすすめされたものを紹介していきます。

telcの試験を受けるにあたって、参考書は必須です。

何回も繰り返し練習し、問題に慣れていきましょう。

Mit Erfolg zu telc Deutsch B2. Übungsbuch und Audio-CD

Mit Erfolg zu telc Deutsch B2: Testbuch mit Audio-CD

私は、「Mit Erfolg zu telc Deutsch」のテキスト2冊を使っていました。

気になる結果は・・!?

結果は・・・、

なんとか合格でした!!

「gut」の評価が欲しかったですが、とりあえず合格できたので良かったです。

1番自信のなかった口語表現が1番点数が低いですね・・。

終わりに

ドイツ語試験「telc」についてでしたが、いかがでしたか?

ちなみにB2は、独検準1級くらいのレベルです。

「telc」の結果発表のとき、語学学校の事務の方から電話で伝えられました。

「最初来たときは全然ドイツ語話せなかったのに、とても驚いたわ!!!」と感激してくれていました・・・(笑)
確かに最初は全然できなかったけども!

「B2」を取得できれば、ドイツで働くことができますし、いろいろなことに挑戦できるレベルでもあります!

私もさらなるステップアップを目指して、もっと勉強していきたいです!

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