みなさんこんにちは!
レモンティーです!
今日はドイツ語 「助動詞のkönnen」についてです!
そもそも「können」とはどういう意味を持つのでしょうか?
私、すっごく上手にテニスできるのよ!
初耳よ!
そんなこと言って下手かもしれないわね!
レモンちゃんとリンゴちゃんのセリフに出てきた、「~できる」や「~かもしれない」などの表現を「助動詞」と言い、これらは全て「können」を使って表すことができます。
助動詞の用法、意味をしっかり覚えることで、初級~上級レベルまでの難しいドイツ語をしっかりとカバーできます。
独検2級から「話法の助動詞」の問題が複雑になって出てくるので、しっかりと覚えておきましょう。
ドイツ語助動詞 können「~できる」
können:①~できる ②~かもしれない (英語:can)
ドイツ語は、主語によって動詞の形が変わるので、以下↓のようになります。
ich(私) | kann | wir(私たち) | können |
du(あなた) | kannst | ihr(あなたたち) | könnt |
er,sie, es (彼,彼女,それ) |
kann | sie, Sie (彼ら、敬称のあなた) |
können |
●können ~ 動詞の不定形:~できる●
英語の「can」と同じ用法です。
ただし、英語とは語順が異なるので注意しましょう。
●konnten ~ 動詞の不定形:~できた●
過去形「~できた」にするときは2パターンの方法があります。
1つ目は、「können」を過去形「konnten」の形にする方法です。
これも主語によって形が変わります。
ich(私) | konnte | wir(私たち) | konnten |
du(あなた) | konntest | ihr(あなたたち) | konntet |
er,sie, es (彼,彼女,それ) |
konnte | sie, Sie (彼ら、敬称のあなた) |
konnten |
●haben ~ 動詞の不定形+können:~できた●
こちらは2つ目の方法になります。
「können」を過去形にしない代わりに「haben」を使う方法です。
「haben」を前に置くことで「können」が文章の1番後ろに移動します。
文章が長くなる&ちょっと複雑になるので、私はこちらの文章は嫌いです!(笑)
1つ目も2つ目も自分の使いやすい方で覚えて下さいね!
ドイツ語助動詞 können「~かもしれない」
können:①~できる ②~かもしれない(英語:can)
2つ目の意味は、推量を表す「~かもしれない」です!
これは「話法の助動詞」と呼ばれていて、独検などにもよく出てくる文法です!
●können ~ 動詞の不定形:~かもしれない●
●können ~ 過去分詞+haben/sein:~だったかもしれない●
※動詞によってhaben/seinを使い分ける
ここで注意が必要です!
先ほどの「~できた」の2つ目の文章を覚えていますか?
haben ~ 動詞の不定形+können:~できた
同じ過去の文章でも、「~できた」と「~だったかもしれない」では、文章の作り方が全く違うので、しっかりと覚えておきましょう。
これは独検の問題で出てくる時があるので、こんがらがってしまわないように注意です!
終わりに
今日は、ドイツ語の助動詞「können」についてでしたが、いかがでしたか?
特に「~できる」という表現はよく使いますよね。
留学中も、「料理はできる?」「1人でできる?」「スポーツはできる?」「日本食は作れる?」などなど多くのことを聞かれました。
また、推量を表す「~かもしれない」もたくさん出てきます。
私の友達が良く使っていたのが「Kann sein!」です。
「かもね!」という意味で、話し言葉です。
2語で覚えやすいので使ってみてね!
助動詞は日常会話でも、試験でも多く出てくる文法なので、チェックしておきましょう。
過去を表す文になったとき、少し複雑になるのでこちらも一度整理しておいた方が良いかもしれないですね!