みなさんこんにちは!
レモンティーです!
今日は、私がドイツ語検定準1級に合格するまでに、どんな勉強をしてきたかについてお話ししたいと思います。
ドイツ留学から帰ってきてすぐ、独検受けてみたいなぁと考えていたので、勢いで申し込んだのがきっかけです!
ちなみに独検準1級はどれくらいのレベルかというと、
・新聞や論述文などを読むことができる。
・自分の体験などについて詳しく話し、自分の考えを述べることができる。
・長い文章の要点を聞き取り、短いドイツ語の文章を正しく書くことができる。
・語彙5000語。
となります。
基本的に私は勉強&努力が大嫌いな人間ですが、お金(準1級:¥10,000)がかかっているなら話は別!!(笑)
さらに、準1級と1級は冬のみの年1回しか実施されていないんです!
これに落ちたら1年後?wieder(また)?と考えていたら恐ろしくなったので、とりあえずしっかり勉強していこうと思いました。
参考書選び
さあ勉強するぞ!!
と意気込んでも初めて受ける準1級、どんな問題なのか全く分からないので、とりあえずネットで参考書探しから始めました。
私が実際に使った参考書はこちら↓↓です。
独検合格らくらく30日
この参考書は、第1日から第28日まで単元ごとに学習でき、予想問題×4と模擬試験、CD付きで約1か月で準1級合格に必要な力を身につけさせてくれます。
私がなぜこの参考書を選んだかというと、純粋に口コミが良かったのと、勉強嫌いな私でも30日なら続けられるかなと思ったからです。
また、1日分の勉強量がたったの2ページに収まってることと、答えと解説がすぐ下に記載されているので、とにかく手軽に簡単に勉強することができるんです。
ただ、この参考書にもデメリットがありまして、2ページだけに収めているからか、解説が短い・・
特に、解説のところに日本語訳が載っていないのが気になりました。
基本的に、文法もしくは単語の解説になっているので、結局この文はどういう意味なの!?とわからないものもありました。自分で辞書で調べましたが。
私はわからないものは徹底的に辞書で調べる癖?というか自分で調べないと落ち着かない?性格なので、ある意味私には合っていた参考書だと思います。
そしてもう1つ、準1級ともなるとやはり文法が複雑になってくるので、1冊は文法書を持っていた方が良いと思います。
必携ドイツ文法総まとめ
持ち運びやすさ◎ 見やすさ◎のめちゃくちゃおすすめの文法書です!
文法の辞書みたいな感じなので、説明がビッシリ書かれています。
「独検らくらく30日」で問題を解きつつ、
あれ、ここの単元の文法ってちょっとあやふやかも・・
と思ったときに、この「必携ドイツ文法総まとめ」で確認しながら勉強していくのがおすすめです。
単語を覚えるのに悪戦苦闘
私は文法は割と得意な方でしたが、単語を覚えるのに本当に苦労しました。
特に、慣用句と前置詞+動詞。
auf freien Fuß setzen:~を釈放する
auf freien Fuß sein:自由の身である
だったり、
sich4 um 4 sorgen:~のことを心配する
für 4 sorgen:~の面倒を見る
などです。
似てるけど若干意味が違ったり、3格になったり4格になったり・・・
ややこしいのばかりで本当に辛かったですが、わからない単語、熟語、慣用句などは「覚えるぞノート」に全て書き出し、読む→意味言う、読む→意味言う、を繰り返しながら覚えました。
あと、分離動詞を覚えるコツについてです。
分離動詞を覚えるときは、分離前つづりの意味をしっかりと覚えた方がだいぶ楽になります。
例えば、
aussteigen
ausの部分が分離前つづりです。
aus:外への動き
という意味があるので、”aussteigen”の意味がわからなくても、”aus”の「外への動き」というのが分かればその単語の意味もイメージしやすくなります。
aussteigen:(乗物から)降りる
どうでしょう?単語が分からなくても”aus”だけで、だいたいの意味の予想できたのではないでしょうか?
長文読解
長文読解に関しては、これも語彙を増やしていくことと、文章に慣れる練習をしました。
参考書の長文読解はもちろん、ネットでドイツ語で記事を読んだり、そこからもわからない単語を増やしていきました。
私が読んでいたのはこちら↓↓のサイトです!
このサイトの何が良いかって、日本のニュースがドイツ語で書かれているんです!
しかも、政治的な難しいニュースだけでなく、「ポケモンの新ソフト最高記録!」だったり、「AKB48カフェ、閉店!」などなど私たちに身近な話題も数多く載っています。
まずは、興味のある記事、もしくはすでに知っている情報などをドイツ語で読んでみるのも良いかもしれません。
リスニング
リスニングに関しては、聞きまくるのが1番の近道です。
ただ、私は勉強用のCDを聞くのが大嫌いだったので、参考書の模擬試験のときしかCDは聞きませんでした。
私がおすすめするリスニング練習法は、ドラマ、アニメをドイツ語で見る。
自分が興味のある分野の方が、楽しみながらドイツ語を勉強できると思ったからです。
しかし、日本にはそんなにドイツ語吹替のものなんてありませんよね?
どうやってドイツ語でドラマやアニメを見れば良いのか。
1つ目は、Netflixです。
字幕・音声ともに様々な言語に対応しているため、大変おすすめです。
2つ目は、YouTubeです。
「Anime german dub」もしくは、「Anime deutsch」などで検索すればたくさんのアニメがヒットします。
そして、私が1番勧めたいのが、YouTubeの「Easy German」という動画です!
ドイツの街の人に、「ドイツのどこが好き?」とか、「学びたい言語は?」などのインタビューをしたり、ドイツのスーパーマーケットや都市の案内などをしている動画です。
この動画の良いところは、ドイツ語の文がそのままドイツ語字幕&英語字幕の両方で下に表示されているところです。
聞き取れなかったところや知らない単語をすぐ下の字幕で確認することができるので、リスニングの練習にはもってこいですね!
また、過去の回で「What Germans think about Japan (ドイツ人は日本についてどう思ってるのか)」などのインタビューもあるので是非見てみてくださいね。
終わりに
今日は独検準1級の勉強法についてでしたが、いかがでしたか?
実際の試験を終えた感想は、「普通にむずかった・・」でした(笑)
そして、私には1つ気がかりなことが・・
問題文は持ち帰れるので、わからなかった問題の解き直しをしていたのですが、長文読解でどうしても自力だとできないものがあったんです。
ちょうどドイツ人の友達と会う約束をしていたので、後日その友達に解説してもらおうと例の長文を読ませました。
しかし、その友達曰く、「私はドイツ人だからこの文章も普通にわかるんだけど、答えが何になるのか全くわからない・・」
とのこと。
「ええええ・・」と思いました(笑)
さらに、「ドイツ人でも分からないんだから、そんな追求しなくて良くない?☆」
とのことだったので、「じゃ、いっかー☆」となりました(笑)
今思えばやっぱりちゃんと追求しておけばよかった・・
問題文も引っ越しの時にどこかへやっちゃって結局迷宮入りに。
その過去問が出版されるのを今か今かと待ち望んでいます。