みなさんこんにちは!
レモンティーです!
今日は、前回の続きで、独検準1級の面接についてお話ししていこうと思います。
まず、独検準1級&1級は1次試験(筆記試験)と2次試験(口頭試験)があります。
もちろん1次試験を突破しなければ2次試験に進めません。
今回お話しするのは、口頭試験の勉強法と実際に受けてみての感想をみなさんにお伝えできればと思います!
2次試験の内容
さて、肝心の口頭試験はどんな流れだったかというと、
2. なぜドイツ語を勉強しているのか
3. 指示に従って机の上にある写真をひっくり返す
4. 写真についての説明
5. 私自身に対する質問
ざっとこんな流れで、だいたい7、8分くらいで終わります。
面接官は、日本人の男性とドイツ人の女性の2人でした。
実際にどんなことを質問されたかについても書いていこうと思います。
ちなみに私の場合は、ミュンヘン中央駅構内の写真でした。
ドイツに行ったことは?
なぜドイツ語の勉強を?
あります。
大学のときからドイツ語を勉強していて留学もしていた為、云々かんぬん。
どこの都市!?どれくらい!?
何してたの?
どこどこに数年と語学学校通ったり働いたり云々。
そうだったのー!
じゃあ、まずは手元にある写真をひっくり返して下さいな。
写真を見てわかることをできる限り説明してちょ。
これは○○駅の写真で、~。
電車が~。
ベーカリーが~。
たくさんの人が~。u.s.w…
では、ベーカリーの前にいる男性の服の色は何色かしら?
(うーむ。黒と見せかけて)濃い青です。
どこ行きの電車がホームにある?
ベルリン行きですね!
あなたは電車で旅行行く?
はい!
それってドイツにいたとき?
どこに行ったの?
あなたの旅行のエピソードを教えて?
ドイツにいたときです!
○○とか○○とか電車で行きました。
友達と○○に行って○○美術館を訪れ、~云々かんぬん。
ドイツでパンを食べた?
食べました。
パンはどんなときに食べたの?
基本的に電車移動の時とか、云々かんぬん。
ここで時間になってしまいストーップ!
男性の面接官も終始話をにこにこ聞いてくれ、ドイツ人女性の面接官とも盛り上がれたかなと思います。
そして、ラッキーなことにテーマが「旅行」についてだったので、すごく話しやすかったです。
質問はそれほど難しくはなかったのですが、やはり喋るとなると緊張もしてしまって文法がバラバラになってしまいました・・
しかし!面接は、文法よりもとにかく相手に多くの情報を伝えることが大切だと思います。
後半は雑談のような感じになるので、どれだけドイツ語で面接官とお話しができるかどうかが重要です。
2次試験の対策
独検の対策本はあまり種類がないので、特に2次試験対策用に新しい参考書を買うということはなかったです。
以前紹介した、「独検合格らくらく30日」の後ろのページに、ちょろっと口頭試験の内容が書かれていたので、それを参考にしつつ、自分で喋る練習をしました。
実際に私が行ったこととしては、
・ドイツに行ったことはあるか。
・なぜドイツ語を勉強しているか。
・どこで習ったか。
・どれくらい勉強しているのか。
・趣味について。
・好きな音楽、映画、食べ物、スポーツ、本、旅行など、聞かれそうなこと。
これらを全てドイツ語で答えられるように、ある程度準備をしました。
写真を見て説明するところに関しては、例えば、電車の中や街の中で、自分が今見ている光景をドイツ語で説明してみるというチャレンジをしました。
脳内でいつでもどこでもできるチャレンジなので、おすすめの練習法です。
また、自分が過去に撮影した写真を出して(スマホにある写真など)、ドイツ語でその説明をしたりしました。
終わりに
今回は「独検準1級 2次試験」についてでしたが、いかがでしたか?
実は、あまりにも緊張してしまい、面接中ものすごくピンチな状況に陥ってしまったんです。
写真をめくると、ミュンヘン中央駅構内の様子。
その時「あれ?駅ってドイツ語でなんて言うんだっけ!?」
というありえないド忘れをしてしまったんです(笑)
しかも”Station”?いやこれも確かに駅だけど言いたいのはそっちじゃない!!
と頭の中は大混乱に!!
すると、ふと「Hauptbahnhof集合ね!」という友達のいつものセリフを思い出し、やっと中央駅=Hauptbahnhofだわ!!とドイツ語が降ってきました(笑)
試験本番は何があるかわからないですし、私みたいに超基礎単語がパッと抜けてしまうこともあるので、冷静に、落ち着いて、自信を持って試験に臨んで下さいね!