みなさんこんにちは!
レモンティです。
今日は英語の発音についてのお話です!
日本人にとって英語の発音は、なかなかハードルが高い課題ですよね。
LとRの違いとか、そもそもネイティブっぽく発音するのが恥ずかしかったりとか、、
せっかく文法も単語もばっちり勉強したのに、発音が悪くて伝わらない!
なんてもったいないと思いませんか?
私は小学生くらいから英会話スクールに通っていたのですが、
小学生の時点で帰国子女なの?と聞かれるレベルにまでなりました。
ちなみにそこの英会話スクールはまさかの外国人の先生がいないスクール(笑)
さらに、大学の音声学(英語発音矯正)の講義では、
あなたの発音は特に指摘するところがない。
と言っていただけるほどにまで成長。(まだ留学前の話です。)
そんな私が一体どうやってここまで発音が綺麗になったのかをみなさんにお話ししていきたいと思います!
日本語訛りの英語はどう聞こえるのか
そもそも日本人の話す英語は訛りがひどい・・・
とよく言われていますが、どんな風に聞こえているのでしょうか?
昔、母とイタリア旅行に行った時の話、
チケット販売員の人の訛りがすごかった話。
無事にチケットは購入&案内もなんとか理解できたのですが、
母が、なんでイタリア語で説明するのかね?不親切じゃない?と。
しかし、母は気づいていませんでしたが
あれはイタリア語と見せかけた英語…!!!
母は英語が不得意というわけでもないのですが、英語を聞き慣れていないとイタリア語だと思ってしまうくらいだったんです。
また、祖母の家に行ったときの話。
おばあちゃんは遊びに行くとよく喋りかけてくれます。
もちろん純日本人、日本語を喋るおばあちゃんですが、
言ってることの半分しか理解していません…(涙)
おばあちゃんごめんよ…(泣)
ど田舎に住んでるので訛りがとにかくすごい!
同じ日本語だけどなかなか聞き取るのが難しいんですよね。
外国人からしたら、英語だけど英語のように聞こえない、
これと同じような感覚なのか?と思いました。
きっかけは英語スピーチコンテスト
さて、私の発音がよくなったきっかけですが、
実はスピーチコンテストなんです!
私の通っていた英会話スクールでは、小学校高学年になると、
スピーチコンテスト(強制)というものに参加しなければなりませんでした。
といっても規模はそのスクール内で、見事1位になれば地区大会出場、さらに1位になると全国大会にも出場できるよ!
といった感じでした。
スピーチの内容はというと、
1,2分程の英語のポエムをリズムに合わせて発表する。
もちろん丸暗記して、本番はみんなの前で話します。
どんな練習をしたのか
生徒全員に今回のスピーチの詩と、外国人の声が入ったお手本カセットテープ(笑)が配られ、練習は各自自宅で!
練習方法はいたってシンプル。
私が行っていたのは、”シャドーイング”。
ただそれだけです!
当時はそういった練習法があるなんて知らなかったので、
知らず知らずのうちにシャドーイングを行っていました!
シャドーイングとは?
音声を聞いた後、すぐにその音声を復唱すること。
なぜ練習方法がシャドーイングになったのか?
・音声のあと、自分が真似した方が効率的にポエムを覚えられると思ったから。
紙に書いてあるポエムをそのまま読んでぶつぶつ発音しても覚えられないと思ったのと、英語の文章を見たくなかった(笑)ため、そのまま耳で詩を覚えることにしました。
それができたのは、小学生用の簡単なポエムだったからっていうのもあります。
・音声の完コピを目指したから。
スピーチコンテストで1位になるには、自分の英語ではなく、
どれだけカセットテープの発音に近づけるかが重要だと思い、音声の完全コピーを目指しました。
ラッキーなことに詩はリズムに合わせて覚えることだったので、すごく真似しやすかったです。
私が特に注意していたのが、
・抑揚のつけ方
・英語の音の流れ方
・話すスピード
・息継ぎのタイミング
シャドーイングが完璧にできるようになったら、音声と同時に喋ってみるという練習もしました。
さらに、このスクールでは、本番前に一度自分の音声を録音して、先生からアドバイスをもらうのですが、これも良かったなと思います。
いつもカセットの音声を聞いていた私が、今度は自分の音声を聞くチャンスがあったからです。
自分の発音がどんな風に聞こえるのか、カセットとずれているところはないか、客観的に確認することができました。
努力の甲斐あって、5年連続全国大会出場!
すごくうれしかったです(><)
地区大会からはスピーチの内容が物語(5分程)になるので、また最初から暗記&発音チェックの毎日でしたが…
発音を良くする為にはものまね芸人になること
最近ものまね芸人が流行っていますよね!
Mr.シャチホコさんだったり、チョコレートプラネットさんだったり。
あれだけ完璧に本人に似せるには、その人の特徴や喋り方はもちろん息継ぎの仕方まで、ものすごく研究されたのだと思います。
その中でもゆりやんレトリィバァさんについてお話ししたいと思います!
みなさんは、ゆりやんさんのものまねを見たことがありますか?
ゆりやんさんのネタで、外国人のものまねをすることが多いのですが、
毎回発音が綺麗だなと思いながら見ていました!
調べてみると、実は英語の授業は得意ではなかったそうです。
ただ、英語ネタを見てみると、発音はもちろん、オーバーリアクション具合やら身振り手振りやら、まるで外国人そのもの!
外国人ってこういうリアクションするよねー!っていう特徴をしっかり捉えてるんですよね!
発音も同じで、それなんか英語っぽい!っていう特徴を捉えられるかどうか。
ポイントは自分のカタカナ英語を捨てること。
ものまね芸人になってネイティブになりきることです!
ちなみにそのカセット音声の女性がアメリカンな英語だったため(日本の教育がアメリカ英語ですが)、めちゃめちゃアメリカンイングリッシュだね!と必ず外国人に言われます(^^;)
まずはそれっぽい雰囲気だけでも良いので、
自分なりの英語はいったん捨てて、
CDや洋画のワンシーンのセリフだけでも簡単な英語から完コピを目指してみてください!
シャドーイングによって得られる効果
実は発音だけではありません。
英語が聞き取れるようになります!
なぜ聞き取れるようになるのでしょうか?
例えば、
Can I have some hot coffee? (ホットコーヒー頂けます?)
↓
キャン アイ ハブ サム ホット コーヒー?
と今までカタカナ英語で読んでいた人は、シャドーイングをすることによって
キャナイ ハブ サム ハッカゥフィー?
と矯正され、実際ネイティブに聞かれてもすぐに理解できるようになるんです。
このように
矯正される→発音が上手くなる→ネイティブの音に慣れる→聞き取れる
という流れが完成します!
シャド―イングは英語を勉強するうえで最も良い方法だと思うので、是非実践してみてください!
おすすめ教材(シャドーイング編)
教材選びで大切なのが、自分のレベルに合っているかどうか。
初心者の方がニュースで話すようなハイレベルの英語のシャドーイングをしたところで、ポカーン状態です。
日常英会話であれば、中学・高校レベルでOKなので、自分にあった教材を探しましょう。
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シャドーイング初心者さんにおすすめ!
いくつかレベル別のシリーズがあって、どれも実用的です。
文章がシンプルなので、何度も声に出して練習しやすいと思います。
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こちらも初心者さん向けです。
知っている単語ばかりなのでリスニングに集中でき、話される内容はもちろん、長さ、速さ、発音など、バリエーションが豊富です。
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高校卒業レベルなので、日常英会話で出てくる単語などをカバーできます。
英検は様々なシチュエーションを短い会話文の中で完結させているので、実用的でありかなりおすすめです。
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こちらは上級者向けです。 1本30秒のニュースで、レベルの高い英語が学べます。
大学生の時にシャドーイングの授業でこのテキストを使っていましたが、英語がかなり速かった印象です。
聞き逃しても、速さの調整ができるのと、アメリカ英語、イギリス英語、オーストリア英語のニュースが収録されているので、それぞれの発音が学べます。
まとめ
実は発音に自信がなかった!興味はあるけど、、、どうしよう!
と悩んでいたら、とにかくやってみてください!
あとは、相手に伝えようとする気持ちが大切です。
いくら自信がなくても弱気にならずに、できることから始めてみて下さいね!