みなさんこんにちは!
レモンティーです!
ところで、読書はお好きですか?
私は、本を読むのはどちらかというと嫌いです!(笑)
活字を見てると、なんだか眠くなってきちゃうし、長いし、あまり楽しいと思えなくて・・><
なので、断然漫画派です!
字は少ないし、好みの絵だと読んでて楽しいし、とにかく視覚的に漫画の方が面白いと感じます。
しかし、そんな私ですが、ドイツの蚤の市で大量の可愛らしい絵本が売られているのを見つけ、絵本集めに目覚めました!(笑)
そもそも、絵本って可愛い!!←
お部屋に飾りとして置いておくだけでも可愛い!!!
しかも、”ドイツ語”っていうのがめちゃめちゃお洒落!!!(笑)
というわけで、蚤の市がきっかけで、本というものに興味を持った私は、まずは(自分の好みの)絵本から買ってみることにしました!
みなさんに比較的読みやすく、尚且つ可愛い(笑)ドイツの絵本をいくつか紹介したいと思います。
ドイツといえば「グリム童話」
どころで、グリム童話って聞いたことありませんか?
「ヘンゼルとグレーテル」、「赤ずきん」、「白雪姫」、「ラプンツェル」、「シンデレラ」、「かえるの王さま」などがあります。
どれも昔読んだことのある童話ですよね!
実はこれらの物語は、ドイツのグリム兄弟がドイツや周辺地域の民話を収集し、再編したメルヒェン(昔話)なんです!
そして、今でも世界中で愛されています。
少し前に、「本当は怖いグリム童話」とか流行りましたよね。
怖いというかグロいというか。
ちなみにみなさんはグリム童話の中でどの作品が1番好きですか?
私は、「青髭」という結構怖くてグロいお話が好きです!(笑)
「青髭」は、今までの何人もの自分の妃を殺し、自分の家の一室にコレクションしていたというお話です。
小さい頃、子供が見るような時間帯にアニメで放送されていて、衝撃的な内容過ぎて好きになりました(笑)
「青髭」のドイツ語の絵本(?)もあるなら読んでみたいです。
大人もOK!絵本からドイツ語を勉強しよう!
ドイツ語を勉強をしている方は、単語を覚えたり、文法書を読んだり、難しい長文を読んだりしていると思います。
私も、学校で宿題に出される長文読解が嫌で嫌で、いつも半泣きでした(笑)
まず、教科書に載っているような文章って、つまらなくないですか?
少なくとも私は、あまり興味をそそられるような文章ではなかったと思います・・。(もはや記憶にない。)
学校の先生からは、「文章を読むのが苦手なら、たくさんの絵本を読みなさい。」とアドバイスされました。
絵本なら、文章がそんなに長くないし、よく使う単語も繰り返し出てくるから、単語を覚えるのにも最適だよと。
とにかく、サクサク読めるので、ストレスを感じずに最後まで読み切ることができるんです。
ホストファミリーの7歳の男の子からは絵本を貸してもらい、なぜか隣の席のシリア人の女の子にも「絵本超良いよ!」とおすすめされました(笑)
絵本による学習は効果的!
やはりなんといっても絵が可愛い!!
って、そこじゃなくて(笑)
結局言われるがまま、いろんな絵本を読んでみました。
幸いホストファミリーの息子さんは7歳で、たくさんの絵本を貸してくれました!
Vielen Dank です!
・絵が大きく載っているので、わからない単語でも意味を推測しやすい。
・新しい単語は絵とセットで覚えられる。
・こういう状況の時でも、この単語って使えるんだ~!という新しい発見があった。
・本が薄いので、ストレスなく毎日続けられる。
・サクサク読める。
たかが絵本と思っていましたが、意外と新しい発見があったので、非常に勉強になりました。
当たり前だけど、ドイツの子供たちもこうやってボキャブラリーを増やしていくんだなぁ・・としみじみと感じたのでした(笑)
ドイツの絵本はどこで入手できる?
1. ネットで買う
もはやネットでいろいろ買えちゃう時代ですね。
しかし、「ドイツ語の絵本」となると、あまり数はヒットしなかったです。
もちろん世界的にも有名で、王道なものなら売っていますよ!
それか、ドイツの本を専門に取り扱っているサイトでも、もちろん種類は豊富です。
こちらのサイトは、本だけでなく、DVDや教材なども販売しているようです。
是非見てみてね!→ Glücklich
2. ドイツの本屋さんへ行く
ネット以外だと、現地へ行って買うしかなーーい!!(笑)
本屋さんでは、グリム童話集という、「シンデレラ」「かえるの王さま」「赤ずきん」「狼と七匹の子ヤギ」が収録された絵本を買いました。
旅行の際は、是非本屋さんに寄ってみて下さい。
日本の漫画コーナーが充実していたり、ぐるぐる見て回るだけでも十分楽しいですよ。
私は特に、絵本、漫画、語学、料理本のコーナーを見るのが好きでした。
3. 蚤の市に行く
私が一目ぼれした本も、蚤の市で出会いました!
蚤の市とは、つまりフリーマーケットです。
本や食器、洋服、アクセサリー、写真、絵、布などとにかくなんでも売られています。
ドイツのアンティーク食器なんかは可愛くて可愛くて即買いです!
フリーマーケットで絵本探しも素敵ですよね!
ドイツ語 おすすめの絵本
さて、みなさんが気になってるドイツ語の絵本の紹介です。
レモンティーが勝手に読みやすい順でご紹介致します!
あの「人魚姫」や「マッチ売りの少女」で有名なハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品です。
11人の王子と1人の王女のお話しです。
魔法を使う継母によって、11人の王子は白鳥に、王女も城を追い出されてしまいます。
成長した王女は、城に戻るものの、父親にもあっさり見捨てられてしまいます。
しかし、奇跡的に白鳥になってしまった11人の王子と再会して・・・。
こちらの絵本は、日本語とドイツ語が一緒に書かれているので、わからない文が出てきても日本語で確認しながら読み進めることができます。
なんと、日本昔話をドイツ語で読めます!
「桃太郎」「鶴の恩返し」「かちかち山」「花咲かじいさん」「一寸法師」を収録しており、出てくる単語は易しめです。
ただ、感じになります。 ので、わからない部分は辞書を引きながら読み進めていく
次は、世界の昔話バージョンです!
「金の斧」「ジャックと豆の木」「三匹の子豚」「白雪姫」「ヘンゼルとグレーテル」を収録しています。
初級文法を一通り終了させた方に最適です。
ドイツの有名な&マイナーなグリム童話がドイツ語と日本語で楽しめます。
「ヘンゼルとグレーテル」「ラプンツェル」「ホレおばさん」「ガチョウ番の娘」「ブレーメンの音楽隊」「ヨリンデとヨリンゲル」「6人男世に押し出す」「星の銀貨」が収録されています。
頻繁に使われる単語が多く出てくるので、ドイツ語の基礎を習得するには最適です。
私がドイツで初めて購入した絵本です。
はらぺこのあおむしが主人公のお話で、これは日本でも有名ですよね!
色彩がとても綺麗で、ページをめくるごとに穴が開いているんですよ。
とても可愛らしい仕掛け絵本ですよね!
これには日本語での解説がなく、ドイツ語だけの絵本になります。
文字数も少なく、難しい単語も出てこないので、初級者におすすめです。
ドイツ語で読む 星の王子さま
やさしいドイツ語で読む 星の王子さま
みんなが知っている「星の王子さま」。
飛行士である「僕」が砂漠に不時着し、そこで他の星からやってきた王子さまと出会います。
「僕」は、飛行機の修理をしながら王子さまの星や、他の様々な大人たちが住む星の話を聞きます。
やがて、「僕」にとって王子さまはかけがえのない存在になりますが、地球にやってきてから1年が経つある日、王子さまはあることを決意します。
「星の王子さま」は、内容自体がなかなか理解するのが難しかったです。
まず、抽象的な表現が多くて、なかなか想像できないんですよね。
ドイツ語で読む前に、一度日本語でしっかり理解を深めてから読むことをお勧めします。
こちらも日本語なしの、ドイツ語のみ。
そそっかしくて、負けず嫌いな小さい魔女が主人公。
127歳の魔女が「いい魔女」になるため、四苦八苦しながら、成長していくお話です。
こちらも有名な絵本なので、内容を知っている方におすすめです。
日本語なしのドイツ語のみ。
ドイツの田舎町を舞台にした、大泥棒のホッツェンプロッツと彼を捕まえようとする2人の少年の物語。
こちらも有名な絵本ですね!
有名なグリム童話「白雪姫」。
あるところに白雪姫という美しい姫が居ました。
継母の女王は白雪姫の美しさに嫉妬し、殺させようとしますが、白雪姫は7人の小人たちの家へ逃れ、小人たちと生活します。
しかし、継母は姿を変え、白雪姫に毒りんごを渡すというお話です。
これは、誰もが知っているであろう有名な童話なので、ドイツ語でも読みやすいです。
「美女と野獣」のドイツ語ver.です。
森の奥の城に住む、魔法で野獣の姿に変えられてしまった王子と、美人で心優しい娘、ベルとのラブストーリー。
「美女と野獣」といえば、ディズニーを思い浮かべると思いますが、こちらの絵本はまた違った雰囲気が楽しめます。
なんといっても絵が綺麗で美しい。
大人も子供も魅入ってしまうようなイラストなんです!
こちらは、私がブレーメンを訪れた際に購入した「ブレーメンの音楽隊」の絵本ドイツ語ver.です。
ロバ、犬、猫、にわとりが音楽隊になろうと、ブレーメンを目指します。
しかし、その途中でどろぼうの家を見つけてしまい・・・。といったストーリーです!
絵本にしては文章はちょろっとだけ長めですが、それでも辞書を引きながらサクサク読めます。
本のサイズも小さめで、持ち歩きに便利です。
小さい頃から好きな物語だったので、実際にブレーメンを訪れたときは感動しました!
日本語なしのドイツ語のみ。
人間の大人が、あまりにも子供たちのためにならない事をしているため、とうとう世界中の動物たちが怒って人間の大人に改善要求を提出するというお話です。
蚤の市で一目ぼれで買った本です。
「Christrose」とは、クリスマスローズという真冬に咲く花のこと。
各ページにある挿絵がめちゃくちゃ可愛いのと、12月6日~12月24日までのクリスマスのお話になってます。
2人の子供たちが、死の病に侵されているお父さんを助けるために、ニコラウスにお願いをします。
ニコラウスは、「花」があれば助けられると言いますが、それはとても入手困難なものでした。
子供たちはお父さんを助ける為、冒険に出掛けるというお話です。
謎の組織「時間貯蓄銀行」によって、「時間」を奪われてしまった街のお話しです。
時間を奪われた人々は、だんだんと余裕を失っていきます。
そこで、不思議な力を持った主人公のモモは、時間を取り戻すことができるのでしょうか?
この物語は1度、大学の講義で読んだものでした!
日本語でも翻訳されていて、とても人気の作品です。
結構分厚く、絵本ではなく「書物」って感じなので、ドイツ語で読むにはなかなかハードルは高めです。
しかし、有名なドイツの児童文学作品の原書なので、興味のある方は是非!
終わりに
ドイツの絵本についてでしたが、いかがでしたか?
表紙を見てみるとわかるように、外国の絵って独特でカラフルで可愛らしいものばかり!
ついつい集めたくなってしまいますよね!
もし、ドイツ語学習用で何か購入するのであれば、王道のグリム童話や自分のお気に入りのものから探してみてはどうでしょうか?